13才の時に広島で被爆し、300数名もの学友を瞬時に亡くしたサーロー節子。後にカナダ人と結婚しトロントに移住した彼女が全世界に向けて平和活動家を続ける姿を4年間に渡って密着取材し完成させたドキュメンタリーが本作品である。 13歳で被爆し、多くの友人を失ったサーロー節子。カナダに移住後も、核兵器廃絶を訴え、世界中で平和活動を行っています。この映画は、そんな彼女の4年間を密着取材。ニューヨークの国連本部でのNPT会議から始まり、広島、トロント、オスロまで、彼女の足跡をたどります。特に、2017年のノーベル平和賞授賞式での力強いスピーチは必見です。サーローの言葉には、失われた命への誓いと、平和への願いが込められています。ナレーターを務める竹内道もまた、自身の家族の被爆の歴史と向き合い、新たな発見をしていく様子が描かれます。
ヒロシマを語り続ける女性、サーロー節子の4年間を追ったドキュメンタリー
【スタッフ】
監督:スーザン・ストリックラー
【キャスト】
サーロー節子
竹内道
上映時間:82分 / 製作:2019年(米) / 配給:3DAP Japan
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