事件は、伊藤会館で開かれた井上財団の遺物展示会場で始まる。日本のJBI(Japan Bureau of Investigation)特別捜査隊 特殊捜査 要員の坂本正行(チャン・ドンゴン)と西郷正次郎(仲村トオル)は、伊藤会館に乱入した不令鮮人一味を鎮圧するため投入される。朝鮮人である坂本は、事件現場で不令鮮人の狙いが、「月霊」という 高句麗時代の遺物だったことを発見。 「月霊」と「霊鼓台」に関する秘密を暴く過程で、井上財団と対抗することになった坂本は、停職処分になり、暗殺の標的になる。坂本は、徐々に日本情報機関の意図を悟り、親しかった同僚西郷さえ敵にならざるをえない現実に目覚める。