あみ子は少し風変わりな小学生。優しい父、共に登下校してくれる兄、書道師範で妊娠中の母、憧れの同級生のり君に見守られて生きている。ある日、あみ子は誕生日に貰った電池切れのトランシーバーに話しかける。そんな彼女の行動は周囲を次第に変えていく。
令和初の芥川賞作家・今村夏子が太宰治賞と三島由紀夫賞をW受賞したデビュー作を実写映画化。広島を舞台に、少々風変わりだが純粋な小学5年生あみ子が、その行動で周囲の人々を変えていく様を、少女の無垢な視線で描く。
監督:森井勇佑
出演:大沢一菜、井浦新、尾野真千子
2021年/104分/日本
配給:フューレック、東映エージェンシー