2025年は日本が被爆し80年を迎える年。
戦争の悲惨さ、核兵器の脅威、そして平和の大切さを描いた、心に響く映画がたくさんあります。これらの映画は、私たちに深い感動を与え、平和な世界の実現に向けて、一人ひとりができることを考えさせてくれます。
おかあさんの被爆ピアノ | ||
©映画「被爆ピアノ」製作委員会 |
上映時間:113分 / 製作:2020年(日本)/ 配給:新日本映画社 監督:五藤利弘 |
|
広島で被ばくしたピアノの音色を届けるため、全国を訪れている実在の調律師をモデルに描いたヒューマンドラマ。被ばくピアノを介して出会う男女の姿を通し、広島の今と過去を映し出す。 出演:佐野史郎/武藤十夢/宮川一朗太/南壽あさ子 他 |
この世界の片隅に | ||
🄫 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 |
|
上映時間:130分 / 製作:2016年(日本) / 配給:東京テアトル 監督:片渕須直 |
第13回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞したこうの史代の同名漫画を、『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督が映画化したアニメーション。昭和19年から20年の広島を舞台に、戦争で身近なものが失われていく中でも工夫を凝らしながら日々を生きていく少女の姿を描く。 |
祈り 幻に長崎を想う刻 | ||
🄫12021 Kムーブ/サクラプロジェクト |
|
上映時間:110分 / 製作:2020年(日本) / 配給:ラビットハウス=Kムーブ 監督:松村克弥 |
長崎への原爆投下の日から12年後の1957年。長崎県を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を盗み出す、カトリック信徒の女性ふたりを描く。 |
夕凪の街 桜の国 | ||
🄫2007「夕凪の街 桜の国」製作委員会 |
|
上映時間:118分 / 製作:2007年(日本) / 配給:アートポート 監督:佐々部清 |
広島への原爆投下から13年後に生きる被爆女性と、その姪で父の行動から叔母の残した思いを知ることになる現代の女性。ふたりの姿を通し、平和の尊さや生きることの喜びを市井の目線で描き出す。 |
映画 太陽の子 | ||
🄫ELEVEN ARTS Studios / 2021「太陽の子」フィルムパートナーズ |
|
上映時間:111分 / 製作:2021年(日本) / 配給:イオンエンターテイメント 監督:崎博 |
1945年の夏。石村修は仲間と共に原子核爆弾の研究開発を進めていた。一方、朝倉世津は家を失い、幼馴染・修の家に住むことに。さらに、修の弟・裕之も戦地から帰還し、3人は久しぶりの再会を喜ぶ。しかし、やがて日本の運命を変える8月6日をむかえ…… |
風が吹くとき | ||
原題「When the Wind Blows」©︎MCMLXXXVI |
|
上映時間:85分 / 製作:1986年(英) / 配給:チャイルド・フィルム 監督:ジミー・T・ムラカミ |
ジムとヒルダは田舎で穏やかに暮らしていた。ある日、核戦争が近づいていることを知ったふたりは部屋に簡単な核シェルターを設置する。そして、ラジオがついにその時を知らせた後、凄まじい爆風と熱が押し寄せ…… |
ヒロシマへの誓い- サーロー節子と共に – | ||
🄫2019 Not Just a Survivor Film, LLC |
|
上映時間:82分 / 製作:2019年(米) / 配給:3DAP Japan 監督:スーザン・ストリックラー |
“核兵器禁止条約”の推進に貢献し、ノーベル平和賞を授与された日本人女性・サーロー節子の活動を捉えたドキュメンタリー。核兵器廃絶国際キャンペーン=“ICAN”の代表に立ち、被爆者である自身の体験を語りながら、国際条約の締結に奔走した節子の姿をカメラが追う。 |
オッペンハイマー | ||
🄫Universal Pictures. All Rights Reserved. |
|
上映時間:180分 / 製作:2023年(米) / 配給:ビターズ・エンド 監督:クリストファー・ノーラン |
第2次世界大戦下。アメリカでマンハッタン計画が極秘裏に立ちあげられる。参加した天才科学者J・R・オッペンハイマーは、優秀な科学者を率いて、原子爆弾の開発に成功する。しかし、投下された原子爆弾が引き起こした惨状を知った彼は、深い苦悩を抱える。 |